電話コミュニケーションに関するあらゆる情報を提供する専門サイトです。

ホーム > 電話のコスト削減

IP電話によるコスト削減

IP電話の導入でコストを削減する動きが、中小企業にも広がってきた。通話コストを3割以上削減した企業も登場している。
さらにブロードバンドを活用して社内のネットワーク環境を一新し、業務効率化や運用負荷の軽減にも着手している。
IP電話サービスをコスト削減の手段として取り入れる例が急増してきた。導入企業の社長は口々に、「これまで手を付けられなかった通信コストを削減できた」などと語る。
IP電話の通話料は、国内の固定電話向けで全国一律3分8円など、通話距離に関係なく一律。 このため、長距離通話が多いほど通話コストの削減効果が大きい。さらに、顧客や取引先も同じIP電話サービスを利用すれば、通話料が無料になる場合が多い。

2004年4月1日、通信料金を通信事業者とユーザー企業の個別交渉で決められる「相対契約」が解禁になった。 しかし、基本料や通話料を含めた1カ月の通話コストが数万〜十数万円程度の規模では、「値引き」を通信事業者から引き出しにくい。IP電話は、正規料金でもコスト削減を可能にする、いわば「魔法のつえ」なのだ。

LANの再編などの副次的効果も実現

IP電話の導入効果は、コスト削減だけではない。IP電話導入の条件となるADSLやFTTHなどのブロードバンドを使うことで、社内のネットワーク環境も大きく変えられる。アクティブデザインはブロードバンドを徹底利用し、大容量の図面データを顧客と直接やり取りできるようにした。IP電話の導入と同時に、雑多なLAN配線を一気に整備する企業も少なくない。

「電話番号問題」がサービス選択に影響

IP電話サービスは、「050」から始まるIP電話専用の番号(050番号)を利用するものと従来の「03」などの市外局番で始まる電話番号(0AB〜J番号)を使うものに大別できる。 ここがIP電話を導入する企業にとって、サービス選択のカギとなる場合がある。すべての加入電話を050番号で置き換えると、今の代表番号まで変えることになるからだ。

企業の経営者の多くは、「代表番号を変えたくない」ことで一致。役所に届け出ている書類や封筒、カタログなどに記載している電話番号の変更は手間がかかるからだ。このため050番号のIP電話サービスを選んだ企業は、使い方に工夫しているところが少なくない。たとえば、拠点間の通話などに限定するなど、従来の電話サービスと使い分けている企業がある。
ただし、発信専用でも050番号は通話相手に見えてしまう。「顧客に音声品質が良くないIP電話を使っていると思われるのは困る」という厳しい意見もあった

多くの企業がIP電話を導入する目的は、まずはコスト削減にある。
しかも規模が小さい企業では、単なる電話サービスの変更にとどまらないさまざまな効果を生み出している。

運営:ネットナレッジ株式会社 Copyright(C) NET KNOWLEDGE, Co.Ltd All rights reserved.